ソフトウェアの会計処理

【質問】このたび長期間使用していた業務ソフトウェアを更新することになりました。当該ソフトウェアは外部ベンダーの開発したもので、耐用年数が終了してから相当の期間が経っています。情報システムの技術も前回とは大幅に変わりましたので、更新にあたっては購入やリースの利用も含め、検討してみようと思っています。会計面を中心に留意事項についてご教示ください。【回答】

1 ソフトウェアの意義

 ソフトウェアは、会計においては「コンピュータを機能させるように指令を組み合わせて表現したプログラム等」と定義され、その制作目的に応じて、市場販売目的と自社利用に分類されます(研究開発費等に係る会計基準〔以下「会計基準」〕一-2 、四)。質問の例のように公益法人等では法人内の業務遂行や管理業務に利用すること(自社利用目的)が大
                           

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