資産及び負債の流動・固定分類

【質問】当社団法人では、公益法人会計を適用しており、これまでは資産や負債の長期・短期の区分を特段検討したことはなかったのですが、当年度、次のような事例がありました。①  地震保険料を今回の契約から5 年分を一括前払にした。②  取引先より経営再建のため出版物の販売代金(未収金)の支払い猶予を頼まれた。③  基本財産として運用していた定期預金(10年満期)が次年度に満期となる予定。④  当年度より事務用機器をリースにより調達し、原則通りの会計処理を行う予定。⑤  次年度末に定年を迎える職員1 名に対し、退職金規程に従い、退職金を支給する予定。 以上について、関連する資産又は負債の長期・短期の区分の要否についてご教示ください。【回答】

1 流動・固定の区分基準

 公益法人会計においては、基本財産や特定
                           

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