【『公益・一般法人』第1000号特別記念企画】
私が公益法人業界に関わった“キッカケ”と
本誌『公益・一般法人』への想い
亀岡保夫

 この度は、貴誌の記念すべき第1000号の発行誠におめでとうございます。
 私は1976年に公認会計士試験に合格後、大手監査法人で大企業の会計監査に携わっていましたが、私たちの生活に密接に関係し、生活の基礎となる文化、教育、福祉及び平和といった分野において、社団・財団法人(旧民法第34条法人)、社会福祉法人、学校法人等の非営利法人が重要な役割を担っている姿を見て、非営利法人に興味を持つようになりました。非営利法人には、篤志家の方が私財を投じて施設などを建設したり、採算を度外視しても社会のために役立ちたいと、熱い思いを抱いて運営されている法人も少なくありません。しかし、その一方で非営利法人の中には、運営面や財政面において対応が充分でないために、不利益を被っている法人すらあります。そこで、会計専門家が運営面や
                           

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