【『公益・一般法人』第1000号特別記念企画】
私が公益法人業界に関わった“キッカケ”と
本誌『公益・一般法人』への想い
渋谷幸夫

 私が公益法人業界に関わることとなった“キッカケ”は、1969年4月に神奈川県より、財団法人神奈川県弘済会の経理課長に出向したときからである。そして、次は、1989年3月に県を退職し、財団法人神奈川県企業庁サービス協会理事長に就任したときで、以後公益法人の管理運営のあり方等を研究することを生涯の目的とし、現在に至っている。
 全国公益法人協会(以下「協会」という。)の名編集局長(故川崎貴嗣氏)とは、1969年から法人会員・個人関係の両面から、永い付合いとなった。
 私の協会の月刊誌(『月刊税経』)への連載が始まったのは、川崎氏からの要請による「保養所の管理運営のあり方」(私は、理事長として箱根にある県の保養所(せせらぎ荘)の経営を行っていた関係で)について、1995年5月号から10月号までの連載が最
                           

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