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ここ数年、キャッシュレスという言葉が注目を集めている。現金を介さず商品やサービスを受けることができ、非常に利便性が高い。法人カードをうまく使えば、経費精算業務や経理業務の効率アップに繋がる。知って得する活用法や留意点について解説する――。

はじめに

　2018年12月頃から民間のコード決済事業者であるPayPay（ペイペイ）やLINEペイが実施した高還元キャンペーンが世間を騒がせ、2019年10月からは政府も消費税率の引上げとあわせて「キャッシュレス・消費者還元事業」を開始した。これにより、「キャッシュレス（決済）」という言葉が非常に注目を集めている。
　本稿ではキャッシュレス時代を迎えるに当たり、法人カードの経理実務への活用法とその留意点について解説する。