監査にはどんなルールがあるのだろうか?

1 はじめに

 監事は、理事会に出席するほか、稟議書の閲覧、事務局へのヒアリング等を実施し、期末には会計監査として、決算書の内容を監査します。そのうえで、最終的に、監査報告書を提出します。また、公認会計士や監査法人の会計監査を受けている場合、公認会計士は、期中や期末に法人事務所を訪れ、会計帳簿の閲覧、理事会議事録の閲覧、契約書、請求書などの閲覧、経理体制や出納手続の仕組みなど、様々なヒアリングを行っています。時には、支部などに出張し、支部の状況なども確認しています。そのうえで、最終的に監査報告書を提出します。
 監事の監査は、どこまでやれば十分であり、監査報告として、事業報告等の適正性や理事の職務遂行に不正や法令・定款違反の重要事実がないなどの意見を表明することができるのでしょ
                           

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