【宵越しのゼイはもたねえ。】シーン52 今こそ、大正デモクラシー!!

上松公雄
(税理士・ニューカルチャー研究室)

大正時代が舞台となった作品といえば…

 『鬼滅の刃』(作:吾峠呼世晴)が人気を集めているそうで、令和2(2020)年10月に公開された劇場版が、シネマコンプレックスのスクリーンを独占したことや史上最速で興行収入100億円を突破したことなどが報じられたことは記憶に新しく(令和2年12月14日現在302億円)、コミックスの発行部数も累計で1億部を超え(令和2年10月現在)、増刷が間に合わず品切れで手に入らない時期もあったとされます。
 日本史のなかで存在感の薄い大正時代が舞台となっている点に、個人的には興味を覚えますが、大正時代を舞台とした作品といいますと、何と申しましても『はいからさんが通る』(作:大和和紀)です。
 コミックスを原作として、テレビアニメが制作され(監督:横
                           

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