備品や物品等の寄附を受けた場合の会計処理

【質問】弊一般社団法人では、地域の生活困難者への支援活動事業を行っています。この度、次のような備品や物品等の寄附を受ける予定ですので、会計処理の留意点を教えてください。
 ① 中古備品(パソコン他事務機等)
 ② 未使用の事務用品や支援用の日用品
 ③ 切手・はがき類【回答】
 物品等の寄附は、通常の場合、金銭ほど頻繁には起こりませんが、どの法人でも受入れの可能性が少なからずあるものです。
 寄附は、提供する側(寄附者)が任意で行うものであり、受け取る側は対価としての財貨や役務の提供を要請されません。
 このため、寄附の収益としての認識(計上の仕訳)は、受贈するものによらず、原則として対象となる物や金銭を受け取った時点で行われます。

1 固定資産(減価償却資

                           

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