ところで、カットオフって何ですか?実査に来た会計士へのお土産?

質問

 先日、監事をしている法人(6月決算)の年度末の資産実査(現金、預金、有価証券、棚卸資産、有形固定資産)に立ち会った時、資産現物を数えていた会計監査人が経理担当者に「いつもの“カットオフデータ”を一式用意してください」と声をかけていました。同僚の監事が寄ってきて、私の耳もとで「ねえねえ、カットオフって何?あの会計士に何をあげるの?」と囁いて興味津々の様子で聞いてきました。さて、どういうことでしょうか。

回答と解説

 カットオフとは、そのまんま「何かを切り離す」ということです。英語の意味を聞いているのではないと怒られそうですが、これから少し丁寧に話をするので許してください。
 法人の活動は営利非営利を問わず世の中から求められる限り、そしてその法人で頑張ってくれる人たちがい
                           

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