【宵越しのゼイはもたねえ。】シーン59 味方のミスは税金扱い!!

上松公雄
(税理士・ニューカルチャー研究室)

バスケ漫画の金字塔!!

 長編ゆえに名作ではなく、また、人気作も名作とは同義ではありませんが、読者からの人気や期待が高まれば、当初のプロットにエピソードを追加して話=連載を延ばすという作品を発表する媒体の性質と出版社の思惑から、世に名作と謳われる漫画、コミックスはある程度の長さ、巻数になることが一般的であると思われます。
 それゆえ、いかに「名作」と評されていたとしても、リアルタイムで遭遇していませんと、読破するには長い時間が必要で、そのハードルを越えられずに、結局、存在は知れども内容を知らないという作品が少なくありません。
 わたくしにとりまして『SLAM DUNK』(作:井上雄彦、集英社『週刊少年ジャンプ』1990年10月-1996年6月)(以下、「本作品」という。)
                           

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