厚生労働省、副業・兼業ガイドラインを改定

 9 月1 日、厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(平成30年1月策定)の改定版を公表した。 本ガイドラインは、副業・兼業を希望する者が年々増加傾向にある中、安心して副業・兼業に取り組むことができるよう、副業・兼業の場合における労働時間管理や健康管理等について示したもの。
 本ガイドラインは判例を基に、法人に対し、原則、副業・兼業を認めるよう求めている(厚生労働省が平成30年1 月に改定したモデル就業規則も同様である。)が、労働時間の管理等が複雑なことから、副業・兼業はあまり普及していないのが現状である。
 そこで、今回の改訂では、労働時間管理及び健康管理のルールが明確化された。また、労働時間の申告等や労働時間の通算管理における労使双方の負担を軽減すべく、「簡便な労働時間管理の方法
                           

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