会社案内 COMPANY
公益法人・一般法人のサポートで
社会課題の解決を目指す
1967年に創立した全国公益法人協会は、50年以上にわたり長年蓄積した知識・経験によって財団・社団法人の会計税務や法人運営を多面的に支援しています。これをもって公益の増進を図り、国及び地方公共団体が成し得ない社会課題の解決を目指しています。
代表あいさつ
公益活動に専念していただくために
いま、世界中で従来の価値観にほころびが生じています。経済発展の一方で、所得格差はますます拡大し、多くの人々が社会の持続可能性に疑問を感じています。冷戦後の国際秩序は崩壊しつつあり、民主主義や人権といった私たちが当たり前に共有してきた基本的な原理ですら、その立場が揺らぎ始めています。
各国政府が、このような状況を打開できずに手をこまねいている中で、ひとすじの光明が財団・社団法人による公益活動です。 負の遺産を次世代に先送りしないためにも、新たな時代の担い手として財団・社団法人の活動のさらなる促進が求められています。柔軟さに欠ける行政や株主利益に縛られる営利会社とは異なり、財団・社団法人は自由な立場で活動をすることで本領を発揮できます。
しかし、上場企業のためのガバナンス、国際組織を前提としたルールなどが相次いで導入され、財団・社団法人はその活動が制約されつつあります。これらはまさに「角を矯めて牛を殺す」ものでしかありません。
私ども全国公益法人協会は、財団・社団法人の皆様が、会計・税務・法人運営・労務管理等々の管理業務に時間を奪われることのないよう、半世紀以上にわたってお手伝いをしてまいりました。これらの事務負担を軽減することによって、本来の公益活動のための貴重な時間を取り戻していただくことを使命として掲げ、全国公益法人協会は、公益活動がますます活発になる社会の実現を目指してまいります。
※角を矯(た)めて牛を殺す・・・少しの欠点を直そうとして、その手段が度を過ぎ、かえって物事全体をだめにしてしまうこと。 『広辞苑第七版』より
令和4年11月
全国公益法人協会 理事長
株式会社全国非営利法人協会 代表取締役
活動理念・活動指針
法人のリスクを最小化します
—財団・社団専門の顧問チームが親身にサポート—
公益法人や一般法人への社会的なニーズが高まる一方、規範意識の高まりや厳格さを増す法令・ガバナンスにより、法人が抱えるリスクは年々増大しています。私たち全国公益法人協会は、未然に問題を察知し、皆さまの顧問チームとなってそれらのリスクを最小化いたします。法人が安心して公益活動に専念できるよう支援し、公益活動の活発な社会の実現を目指します。
「全国公益」7つの行動指針
この行動指針は、「全国公益」としてのパーパス、ビジョン、ミッション、バリューを具体化し、日々の業務や意思決定に反映させることを目的に定めます。
私たちは常にこれらの原則を心に留め、ブランドとしての一貫性と信頼性を保ちます。
1 社会貢献への取組み
公益法人や一般法人の運営を支援し、社会問題の解決に積極的に貢献します。
法令遵守と公益の増進を常に意識し、高い社会的責任を果たします。
2 専門性と信頼性の維持
幅広い分野の専門家による質の高いアドバイスと親身なサポートを提供します。
法人運営に関する豊富な経験と実績を基に、信頼できる情報とサービスを提供します。
3 多様なアクセス手段の提供と容易な入手
対面、オンライン、電話など、多様なコミュニケーションチャネルを通じて、利用者が気軽に相談できる体制を整えます。
利用者の体験を念頭に置いて、利用プロセスを簡素化し、煩雑な手続きを減らします。
4 継続的な情報提供と課題の迅速な発掘と対応
最新の法令改正情報や事例研究を通じて、利用者が常に最新の知識を得られるよう努めます。
問題発見力と解決力を活かし、顧客の潜在的なニーズや課題に迅速に対応します。
5 能動的なコミュニケーションと利用体験の向上
利用者との強い信頼関係を築くために、パートナーとして寄り添う姿勢を保ちます。
利用者の体験を深く分析し、それに基づいてサービスやプロダクトの改善を行います。
6 革新への挑戦
デジタルツールやAIを導入し、サービス提供プロセスの自動化や効率化を図ります。
データ分析を活用し、利用者のニーズを深く理解し、カスタマイズされたサービスを提供します。
7 社会的責任を伴うマーケティング
サービスの特性、価格、利用条件を明確に伝え、公正かつ倫理的なマーケティングを行います。
利用者の声を積極的に聞き、そのフィードバックをサービス改善に活かします。
会社概要
- 事業者名
- 全国公益法人協会(株式会社全国非営利法人協会)
- 代表者
- 宮内 章
- 設立
- 1967年(昭和42年)3月28日
- 主たる事務所所在地
- 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6-1 栄信ビル9階
- 事業内容
- 公益法人・一般法人に関する出版・セミナー・コンサルティング業
- 従業員数
- 19名(業務委託社員6名含む)うち女性は6名※令和4年6月時点
- 役員名簿
- 代表取締役 宮内 章(常勤)理事長
住宅機器メーカー勤務を経て、1999年に全国非営利法人協会業務部(現広報企画部)に入職。業務部長、専務取締役を経て現職。(公社)非営利法人研究学会理事、(一財)道路交通情報通信システムセンター評議員選定委員会委員。(一財)シルクセンター国際貿易観光会館評議員等を歴任。
専務取締役 桑波田直人(常勤)専務理事
出版社を経て、2002年に全国非営利法人協会編集局に入職。編集局長、常務取締役を経て現職。(公社)非営利法人研究学会理事事務局長。月刊誌『月刊公益法人』『非営利法人』編集長、『公益・一般法人』創刊編集長等を歴任。編者として「公益法人小六法」シリーズ他担当編集書籍多数。
取締役 高野恭至(常勤)統括本部長
駒澤大学法学部卒業。消費生活協同組合、NPO法人職員を経て、非営利法人のプロフェッショナルになるべく全国非営利法人協会に入職。行政書士、 1 級ファイナンシャルプランナー技能士等を取得。主任研究員、研究課長、統括部長を経て現職。公益法人会計検定試験委員会事務局担当。全国公益法人協会では相談事業、講習会事業、出版事業の責任者を務める。共著に『非営利用語辞典』。
取締役 上松公雄(非常勤)大原大学院大学准教授・税理士
武田昌輔税法研究所研究員、成蹊大学・立教大学講師を経て現職。全国公益法人協会特別研究員。(公社)非営利法人研究学会理事。同財源調査委員会委員長等を歴任。共著として『現代税務会計論』中央経済社(2019)、『非営利組織の財源調達』全国公益法人協会(2010)他論文多数。
監査役 吉田初恵(非常勤)関西福祉科学大学教授
関西福祉科学大学准教授を経て現職。薬剤師。日本経営診断学会理事、大阪府高齢者保健福祉計画推進審議会副会長。2005年に論文「介護保険制度改革に向けての論点—介護サービスの特質と介護サービス市場からの一考察—」『非営利法人研究学会誌』VOL.7にて同学会第4回学術奨励賞を受賞。共著として「現在の介護保険制度の問題点-介護保険制度導入後の医療・福祉経営の変化」『新しい経営スタイルを求めて 日本経営診断学会論集1』同友館(2001)他論文等多数。
- 貸借対照表
- 貸借対照表(過去5年)
- インボイス登録番号
- T9010001062245
- 法人番号
- 9010001062245
- 関連団体
- 公益社団法人 非営利法人研究学会
- 相談顧問
- 石川広紀氏(税理士)
石崎一登氏(公認会計士・税理士)
石沢裕一氏(公認会計士・税理士)
伊藤文秀氏(司法書士)
上仲孝明氏(税理士)
上松公雄氏(税理士・全国公益特別研究員)
梅本寛人氏(弁護士)
江田寛氏(公認会計士・税理士)
尾方宏行氏(司法書士)
亀岡保夫氏(公認会計士)
北岡慎吾氏(公認会計士・税理士)
北田義広氏(税理士)
北詰健太郎氏(司法書士)
熊谷則一氏(弁護士)
河野隆氏(公認会計士・税理士)
小島信一氏(特定社会保険労務士)
齊藤睦氏(全国公益IT研究員・ITオーエン合同会社代表)
齊藤圭太氏(弁護士)
篠原俊氏(公認会計士・税理士)
髙橋正俊氏(弁護士)
堤大介氏(ファンドレイジング・コンサルタント/上級ウェブ解析士)
出口正之氏(元内閣府公益認定等委員会委員・元大阪府公益認定等委員会委員長・国立民族学博物館名誉教授)
遠島敏行氏(公認会計士・税理士)
永島徳大氏(公認会計士・税理士)
福田伸一氏(弁理士)
星さとる氏(全国公益客員研究員・パブリック・ベネフィット研究所代表)
細見孝次氏(弁護士・公認会計士)
松前江里子氏(公認会計士・内閣府「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議」専門委員)
三木秀夫氏(弁護士・大阪弁護士会会長・日本弁護士連合会副会長)
村山秀幸氏(公認会計士・税理士)
森垣佳子氏(特定社会保険労務士)
山下雄次氏(税理士)
和田一夫氏(公認会計士・税理士)
全国公益法人協会実務大賞(渋谷幸夫賞)について
公益・一般法人向けの実務家や研究者の社会的評価向上と、本誌「公益・一般法人」の誌面拡充を目的として令和5年に創設されました。賞のタイトルには、公益・一般法人における多大なる貢献を称え、弊会特別顧問を務めた渋谷幸夫氏の名前を冠しています。
アクセス
住所:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6-1 栄信ビル9階
電話:03-5577-2023 FAX:03-5577-2024
公共交通機関ご利用の場合
▶東京メトロ丸ノ内線「淡路町」都営新宿線「小川町」B5出口徒歩5分
▶千代田線「新御茶ノ水」B5出口徒歩6分
▶都営三田線・東京メトロ半蔵門線「神保町」A5出口徒歩8分
▶JR中央線・中央・総武線「御茶ノ水」徒歩10分
全国公益法人協会の原点
~なぜ公益法人支援なのか?~
昭和42年(1967年)、年平均10%という驚異的な経済成長を続けるいざなぎ景気で日本中が沸き立つ中、現在の全国公益法人協会(当時、日本税務経理協会)は誕生しました。創始者の深町辰次郎は、昭和3年元日に福岡県朝倉郡三奈木村(現在の朝倉市)に生まれ、上京した後は広告代理店で営業マンとして働いていました。
日々の営業活動で中小企業経営者と接するうちに、好景気に支えられて業績はあがっても、その後の会計税務の処理に困っている人が多いことに気付きます。そこで、深町は中小企業の会計税務を支える日本税務経理協会を立ち上げ、税務などの講習会を開催していました。しかし、講習会を開催するうちに中小企業経営者以上に困っている人々に出会います。それは当時、統一的な会計ルールすら存在せず、収支計算書と財産目録しか作成していなかった公益法人でした。
そんな中、ある公益法人に税務調査が入ります。 「中小企業を支援するコンサルタントや専門家はいても公益法人は誰も支援してくれない」 どうしたらいいか途方に暮れる公益法人担当者の悩みを聞くうちに、深町は「それならば自分が支援しよう」と公益法人に特化したサービスを行うことを決意します。
これが今に至る「全国公益法人協会」の始まりです。
沿革
- 1967年(昭和42年)3月
- 深町辰次郎により全国公益法人協会(株式会社全国非営利法人協会、当時日本税務経理協会)を設立。
- 1967年(昭和42年)3月
- 『旬刊税経』を創刊。
- 1967年(昭和42年)7月
- 「夏期特別講習会」第1回を開催。
- 1972年(昭和47年)7月
- 『月刊公益法人』を創刊。
- 1973年(昭和48年)1月
- 「新春特別セミナー」第1回を開催。
- 1978年(昭和53年)7月
- 国内初となる公益法人会計に関する資格試験「公益法人会計技能熟練者検定試験」第1回を開催。
- 1978年(昭和53年)10月
- 「管理職者特別セミナー」第1回を開催。
- 1980年(昭和55年)3月
- 『旬刊税経』を改題し、『月刊税経』を創刊。
- 1997年(平成9年)6月
- 全国公益法人協会編集局長(当時)の川崎貴嗣を中心として公益法人研究学会(現在の公益社団法人非営利法人研究学会)を設立。
- 1998年(平成10年)8月
- 『月刊税経』を改題し、月刊誌『非営利法人』を創刊。
- 2003年(平成15年)4月
- 宮内章が業務局長(取締役)就任
- 2009年(平成21年)8月
- 「公益法人会計技能熟練者検定試験」を改め「公益法人会計検定試験」に名称を変更。公益法人会計検定試験3級(委員長:松葉邦敏成蹊大学名誉教授)を実施。
- 2010年(平成22年)4月
- 桑波田直人が編集局長(取締役)就任
- 2011年(平成23年)4月
- 月刊2誌『月刊公益法人』・『非営利法人』を統合させ、新たに月2回発行の『公益・一般法人』として創刊。
- 2013年(平成25年)6月
- 深町辰次郎の退任に伴い、宮内章が理事長(代表取締役)に就任。
- 2014年(平成26年)4月
- 宮内章が一般財団法人シルクセンター国際貿易観光会館の評議員に就任。
- 2016年(平成28年)4月
- 関東地区定例講座のWeb配信サービス「定例Webセミナー」開始。
- 2016年(平成28年)9月
- 宮内章が公益社団法人非営利法人研究学会から第20回全国大会を記念して、感謝状を授与される。
- 2017年(平成29年)3月
- 創立50年を迎える。
- 2017年(平成29年)5月
- 成蹊大学名誉教授の成道秀雄氏を社外監査役として招聘。
- 2017年(平成29年)9月
- 弁護士の熊谷則一氏によるテレビ相談(現在のWeb相談)を開始。
- 2017年(平成29年)11月
- 宮内章、桑波田直人が理事を務める非営利法人研究学会が内閣府より公益認定を受けて公益社団法人非営利法人研究学会となる。
- 2018年(平成30年)1月
- 月2回発行誌のWeb版『公益・一般法人ON LINE(現、全国公益ポータルZ)』開始。
- 2018年(平成30年)4月
- 内閣府公益認定等委員会より公益法人制度の普及啓発に関する「相談会」事業を受託。
- 2018年(平成30年)12月
- 台湾政府法務部法律事務司の鄭其昀科長らの台湾政府訪問団から日本の公益法人制度に関してヒアリングを受ける。
- 2019年(平成31年)1月
- 公益法人会計検定試験2級(委員長:藤井秀樹京都大学教授)を実施。
- 2019年(令和元年)5月
- 武田昌輔税法研究所の元研究員で大原大学院大学准教授の上松公雄氏を社外取締役として招聘。
- 2020年(令和2年)1月
- YouTubeに「コウイチくんチャンネル」を設置し、動画配信を開始。
- 2020年(令和2年)5月
- 講習会ライブ配信の試験運用開始。
- 2020年(令和2年)12月
- 大阪の定例講座で初の無観客ライブ配信を実施。
- 2021年(令和3年)3月
- 代表の宮内が(一財)道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)の評議員選定委員会委員に就任。
- 2021年(令和3年)4月
- 関西福祉科学大学教授の吉田初恵氏を監査役として招聘。
- 2021年(令和3年)11月
- 専門誌『公益・一般法人』編集委員会発足。
- 2022年(令和4年)3月
- 50周年記念事業の一環として『非営利用語辞典』(非営利法人研究学会編)を発刊。
- 2022年(令和4年)4月
- 編集委員会の委員長に出口正之氏(内閣府公益認定等委員会元常勤委員)が就任。
- 2023年(令和5年)4月
- 内閣府から公益法人制度の普及啓発に関する「相談会」事業を受託。
行政書士の高野恭至が統括本部長(取締役)に就任。
非営利法人研究学会
委託研究資料
弊会が(公社)非営利法人研究学会に複数の研究を委託し、それらの研究結果をまとめた資料サイトです。
クリックすると専用サイトが開きます。
マスコットキャラクター「コウイチくん」
創立45周年に誕生!
各種SNSで有益情報を発信中
弊会創立45周年を記念して会員様から名前を募集して誕生したマスコットキャラクター「コウイチくん」。名前はコウエキホウジン、イッパンホウジンを合わせたものを由来としています。
体は日本列島を表しており、「地球からはみ出すくらいに公益・一般法人に飛躍してほしい」というメッセージが込められております。「公」の文字をデフォルメした目と口にも注目です!
YouTubeコウイチくんチャンネル
本邦初の公益・一般法人専門チャンネル。役立つ基礎知識を分かりやすく解説しています。